ウォール街のランダム・ウォーカー⑦

・マイホームの活用

(1)住宅ローンを使って購入した場合の支払い金利と住宅にかかる不動産税は、課税所得から差し引くことが認められる。一方、借家の場合は、こうした控除はない。

(2)家を売却して値上がり益が発生した場合も、売却額がよほど大きくない限り課税されない。加えて、家を持つことが貯蓄するための大きな動機付けになるし、またそこから非常に大きな満足感、安心感が得られる。事情が許す限りは、ぜひマイホームを持つことをお勧めする。

 

ウォール街の歩き方

(1)思考停止型

様々な資産クラスと同じ動きをするように設計された、いろいろなタイプのインデックス・ファンドを買うだけ。

(2)手作り型人間

これはと思う業種や国、地域を中心にめぼしい株を一つ一つ拾い集める。大多数の投資家にはお勧めしない。

(3)専門家任せ

積極運用される投資信託を買う。

ウォール街のランダム・ウォーカー⑥

・新規公開株は要注意

IPOを公開価格で買ってはいけないし、公開直後に公開価格を上回る株価で売買されるIPO銘柄は絶対に買ってはいけない。すべてのIPO銘柄の公開後五年間の平均リターンは市場平均より年平均四%も低かった。最初の六ヶ月の間はロックアップ期間と言って、公開した企業のインサイダーたちが持ち株を処分することを禁じられている。

IPOで気をつけたいロックアップ期間とは?暴落の前に売り抜けを | 1億人の投資術

目論見書を読んで期間を確認できる。

また、本当に将来性のあるIPO銘柄は、引受投資銀行の大口顧客や裕福な個人投資家にかっさらわれている。

ウォール街のランダム・ウォーカー⑤

プロスペクト理論

通常金額が損失のほうが利益よりもはるかに望ましくないものと受け止められる。

多くの投資家が損失の発生している銘柄を持ち続けるのは、やがて株価が回復し、後悔の念を回避できると期待するからだ。自尊心と後悔の念を回避したいという願望が強いため、投資家はしばしば損している銘柄を保有し続け、儲けの出ている銘柄から手放す。

こうした損失回避行動は、合理的な投資理論の下では明らかに最適な選択ではない。値上がり銘柄を処分すればキャピタルゲインが発生する。一方、値下がり銘柄を処分する場合はキャピタルゲインは発生せず、ある範囲で他の値上がり益と相殺できる。値下がりしている銘柄が近い将来値上がりする可能性が大きい場合でも、とりあえず処分して損失を出し、値上がりの期待できる同様なリスクカテゴリーの他の銘柄を新たに購入すればよい。

 

・過度の売買を控える

個人投資家は自信過剰で、健全な財産管理上は不必要な売買を繰り返す強い傾向がある。売買コストはかさみ、実現益に対する税金が確実に発生する半面、得るものは何もない。

 

・どうしても売る必要があれば儲かっている銘柄ではなく、損している銘柄を売れ

プロスペクト理論より、損失を避けるためには利益を上げようとする時よりも遥かに大きなリスクをとる。売らないという意思決定は、現在の株価で買うということと同じ。もし損失が出ている銘柄をフルに課税される投資の一環で保有している場合には、売れば税法上損失が計上でき、課税対象所得額を減額する形で、政府が損失の痛みを和らげてくれる。

ウォール街のランダム・ウォーカー④

・損益計算書

企業の損益計算書はビキニの水着に例えられる、それが露わにしているものも興味深いが、隠しているものにこそが真に重要である。

 

・多くの個人投資家は根拠なしに市場平均に打ち勝てると信じている

売買頻度の多い投資家ほどパフォーマンスが悪い。

また、男性よりも女性の方がはるかに頻繁に売買を行い、パフォーマンスも劣る。

ウォール街のランダム・ウォーカー③

・成功するためのルール

成長が期待でき、かつ低PERの銘柄を探そう。将来の成長が既に織り込みずみの高PER株には気を付けよう。

 

・バイ・アンド・ホールド戦略

株式を売買するとキャピタルゲインに対し所得税がかかる。

テクニカル戦略だとキャピタルゲイン課税をより多く、早く支払うことになる。

→払う税金の額は結局同じだと思うが...

分散投資し、単純なバイ・アンド・ホールド戦略をとることはテクニカルと同等以上の成果が得られる。

 

ウォール街のランダム・ウォーカー②

株式投資の二大流派

・ファンダメンタル価値学派

投資対象の価値と現在の価格との誤差を基に投資する。

配当金を割り引いていくことで現在の真の価値が分かる。

ファンダメンタル分析に繋がる。

株価の90%は合理的であるとする。 

 

・砂上の楼閣学派

大衆心理で価格は決まる。

バブルは砂上の楼閣である。

テクニカル分析に繋がる。

株価の90%は心理的要因とする。

ウォール街のランダム・ウォーカー①

投資家ならば読む価値のある一冊と有名。

大学の図書館にあったのだが研究室貸し出しであった。

1週間の期限付きで借りれたが、旅行もあるので2日くらいで読まなければならない。

 

ウォール街

マンハッタンのどこかの通り。

実際は金融業界を指す場合が多い。

ランダムウォーク

「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」ということを意味する言葉。